2024年11月11日

ついに出会えた、毎日使いたくなる漆器「ものゝぐ」 ―インスタグラマー atsukoさん

日本の暮らしの原風景を、今の時代に溶け込むように再解釈したら──。そんなコンセプトから生まれた、石川県・山中塗の新ブランド「ものゝぐ(もののぐ)」は、伝統的な木製漆器でありながら現代の食卓で日常使いできるうつわです。 今回は、ナチュラルな衣食住を発信するインスタグラマー・atsukoさんに「ものゝぐ」の使い心地を体験してもらいました。ちょっとハードルが高そうな漆器ですが、日頃どんなシーンで使っているのでしょうか。

夫婦で絶賛!ナチュラルな質感が日々の食卓にフィット

atsukoさんは「無理のない、心地よい暮らし」を発信するインスタグラマー・ブロガー。普段はグラフィックデザイナーとして働きながら、インテリアからファッション、ガーデニングまで、衣食住を幅広く発信しています。ご主人と二人暮らしで「小さな幸せを見つけながら季節を感じる暮らしを大切にしている」といいます。

ものゝぐの第一印象についてはいかがでしょうか?

「これだ!」と思いました。正直なところ、今までは漆器を使ったことがなかったんです。伝統的な木製漆器はお値段もしますし、つるんとした和食器の質感が我が家の普段の食卓には合いにくい。「日常使いできるような漆器ってないのかな?」とずっと探していたところ、今回「ものゝぐ」を紹介していただいて。手に取った瞬間、夫婦で「すごく素敵だね!」と言い合いました。特に今回選んだSharp Editionのうつわは、自然な黒が我が家の食器にとてもフィットすると感じます。

品のあるデザインと色味で普段のお料理がワンランク上質に

今回はどのように使っていただいたのでしょうか?

3.0升サイズの大きいうつわには、鶏ごぼうご飯を盛りつけました。今回のような炊き込みご飯やどんぶりもの、お茶漬けなど、ご飯を主役に食べるときにぴったりのサイズ感ですね。上品なデザインと色味で、ご飯がよりおいしそうに見えるなと思います。ほかにも、豚汁など具だくさんの汁物にもよく使っていますよ。
1.5升サイズのうつわにはキムチ冷ややっこを乗せました。日頃からちょっとした小鉢として使っているうつわですね。汎用性が高いサイズで、どんなおかずにも合います。

実際に使ってみて「ものゝぐ」にどのような印象を持ちましたか?

高さのあるデザインがちょっとした特別感を演出してくれますね。普段のお料理もワンランク上質に感じられます。
使い勝手の面では、同じサイズのうつわをきれいに重ねられてかさばらないのが気に入りました。1.5升サイズのほうは2つ重ねて引き出しに収納しているんですよ。
今回は2サイズしか使いませんでしたが、その間の2.0升くらいのうつわも使ってみたいですね。お味噌汁のお椀に合いそうです。

日常の中で伝統に触れると、暮らしがもっと大切になる

atsukoさんにとって「ものゝぐ」はどんな存在になりましたか?

漆器をぐっと身近に感じるようになりました。漆器というとやっぱり高級品の印象で、お正月のお祝い料理や旅館の懐石料理など、特別なシーンでしか出てこないうつわのように思い込んでいたんです。でも「ものゝぐ」は現代の私たちの暮らしにもすっとなじんでくれる。気後れせず、もっともっと漆器を使っていきたいなと思わせてくれます。
実は我が家では基本的に、食洗機を使えないうつわはあまり使っていません。だけど「ものゝぐ」は手洗いしてでも毎日使いたくなっちゃう。使っただけでテンションが上がるんです。食洗機を使えない分、夕食という一日の終わりの食卓で、きちんとした食事をよそって楽しむ──そんな時間を自然と作ってくれるうつわですね。

これから「ものゝぐ」を使う人に向けてのメッセージをお願いします。

漆器というとハードルが高いかもしれませんが、「ものゝぐ」は日々の食卓でこそ活躍するうつわです。サイズも豊富なので、きっと自分の食事スタイルに合ったうつわが見つかるはず。
日本の伝統に日常の中で触れていると、何気ない暮らしをいっそう大切に感じるようになると思います。ぜひ体験してみてほしいです!

山中漆器連合協同組合

山中塗の産地内にいる漆器屋および職人たちによる漆器組合です。山中塗の継続と永続のために活動しています。 木製漆器と近代漆器、その両方が存在し、伝統を前進させているのが山中塗です。

職人手作り

電話対応可

ページの先頭へ